相続で家族がバラバラに

先日、とある団体様で10分間の相続セミナーをさせていただきました。

短い時間でしたが、想像以上に多くの方から感想をいただき、とても充実した時間になりました!

参加者の声

「相続で何が起きるか、とても分かりやすかったです。」

「まさに、うちの家族に当てはまる話でした…!」

「今のうちに、ちゃんと考えておかないといけませんね。」

このセミナーの内容を、ブログにまとめました。

家族の未来を守るために

「うちは大丈夫」…本当にそうでしょうか?

「うちの家族は仲がいいし、相続で揉めることなんてないはず。」

「親が元気なうちに考えるのは縁起でもないし…。」

そう思っている方も多いかもしれません。

しかし、相続はある日、突然発生します。

準備をしていなかったばかりに、家族間のすれ違いが起こることも少なくありません。

家族間で起こる「見えないリスク」

「やらなかったから起きたこと、やったから防げたこと」

今回セミナーでお話しした事例である家庭で起きた相続トラブルの「相続が発生した時の見えないリスク」があります。

遺言書の準備

現金の確保

家族会議の実施

この3つがポイントとして詳細をお伝えしました。

「遺言書がなかったばかりに…」

母の葬儀が終わり、少し落ち着いたころ。

妹が兄に詰め寄った。

「お母さんの財産、私にも半分の権利あるのよね?」

「何言ってんだ!俺が長男だし、親父も母さんも生前『お前に任せる』って言ってたの聞いてるだろ!」

二人の間に、ピリピリとした空気が流れる…。

母は、「私が元気なうちに決めることじゃない」と、遺言書を書かずにいた。

でも、そのせいで、兄妹の間に大きな溝ができてしまった。

結局、相続の話はスムーズに進まず、弁護士も入り、兄妹の関係もぎくしゃくしてしまう…。

「お兄ちゃんとは、こんなことで揉めると思ってなかった…。」

妹が、ぽつりとつぶやいた。

もし、母が生前に遺言書を準備していたら?

  • 兄妹が、無駄な争いをせずに済んだかもしれない。
  • 万が一を想定して払う原資の準備があれば弁護士を頼むことまでなかったかもしれない。
  • 家族間の意向を早いうちから話し合いしておけば不満を抱えることなく、気持ちよく相続を終えられたかもしれない。

遺言書があることで「円満な相続」ができる

このケースのように、「遺言書がないこと」から相続のトラブルが始まることは珍しくありません。

だからこそ、「元気なうちに準備しておくこと」が大切です。

遺言書を作ることで、家族の負担を減らせる。(手続き面でも時間的にも)

事前に話し合っておくことで、トラブルを防げる。(事前にお互いの合意が取れている)

「まだ元気だから」と、準備を後回しにするのではなく、

家族が困らないように、今できることを進めていきましょう。

あなたの家族は、大丈夫ですか

「うちの親も、まだ何も準備していない…」

そう思ったら、今のうちに、ぜひ一度話し合ってみてください。

もし、「何から始めればいいのかわからない…」と感じたら、

お気軽にご相談ください。

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次回予告!

次回のブログでは、

「相続の準備をしていたことで防げたケース」をご紹介します。

ぜひ、次回もチェックしてくださいね!

この記事を書いた人

コラン相続コンサルタント事務所 坂本俊一