安心・安全の提供

各業種の専門性はあります。
ついつい自分の得意な分野だけ情報提供してしまう。
間違いではないけど、本当に解決につながっていないケースが多い。

お客様の心の声は・・・

最近こんなケースがあった。
母がなくなり、相続は初めてのことで何をどうしたらいいかわからず、
先代からお世話になっていた?母のメモに残っていた士業の先生に相談することにした。その先生は「はいはい」と言って、その日のうちに家族構成の書かれた書類を準備をされ「これ銀行で使えるから使ってね」と言って渡された。

受け取った相続人たちはこれ何の書類?これを持って、これからどうしたらいいの?自分で調べた情報と違うことを言っていた等と相談の解決にはなっていなかった。

こんなこと本当にあるんだーと思いました。

間違ったことをしていないんです。その先生は気を使って専門的に教えてをしてくれていますが、相続人の悩みや不安を解決するまでには届いていないという話です。

目の前のするべき事柄にはなりますが、お客様の本当の安心にはまだつながっていないですね。

情報がありすぎて・・・

今回は、相続手続きで、行政書士の先生、司法書士の先生、税理士の先生と1つの専門だけでは、お客様の問題解決にはならないケースでした。もちろん1つだけの専門性でこと足りることもあります、でも1つ複雑なことが入ると、あらゆる分野の専門家が必要となる。私のような相続コンサルタントは、情報の整理整頓係として相続相談の専門家が最初の窓口の役割だと思っています。

相談に来る人は事前に、インターネットの検索、YouTube、セミナー等と情報収集をおこなっています。調べた情報で解決することがあればと、藁にもすがる思いで調べられていると思います。
でもその情報を見て全ての解決に繋がることは少なくおそらく
どこに行って?
誰に聞いて?
どう進めたらいいのか?
果たしてこの情報は我が家には合っているのかどうか?
自分で判断ができないのことが多いと思います。

どうしてそうなるか?
相続と一言で言うけれども、
家族構成が変わったり
何があるか(財産)
どんな対策がされていたか
家族の関係性は?
等によって答えが1つではなく、100人いれば100通りでその家族の相続はオーダーメイドのようにその家族のオリジナルの対策になります。

だから1つの問題でその家族の悩み、不安の解決になるかは根本的な解決まで至らないケースがあるのはこういう理由があるからです。

人によって感じる安堵は違う

安心、安全を物を買って得れることあります。
初めてこと、知らない事柄には、情報で得れることもあります。
その方と共に行動として少しずつ安心を積み重ねていくのも1つかと思います。

誰に相談したらいいか?わからない時に、その人の何が不安か心配かをちゃんと整理して、その方に適した専門家を繋いで、選択肢を持った解決案して、そして必要とされれば共にゴールまで伴走する。
このように1つ1つきちんとやっていくことが大切だなと思ったと同時にもっともっと私自身を磨いて必要とされる人として成長したい思った今日この頃でした。

この記事を書いた人

コラン相続コンサルタント事務所 坂本俊一