お盆に家族で話し合いして・・・

県外で病院を開業されている50代経営者の息子さん。実家が富山で今年のお盆に帰省し、妹夫婦とも久しぶりに会い家族で話をしてる時、最近父親の体の調子があまり良くないと聞かされた。

これまで「実家の事は」という意識は全くなかったが、両親が年もとってこれから2人で暮らしていくには大きすぎる、この家をどうにかしてほしいと考えはじめた。
(息子の考え)

私のお客様にあたるお母さんから
「実はね、坂本さんが言っていた、子どもたちがこの家どう見ているか?お盆の時に子ども達と話をしたんだけど、やっぱり、この家誰も引き継がないのよ。だから私たちができるときにきちんと処分をしておきたいと思うの」とこのような相談を受けました。

息子さんと娘さんはそれぞれ世帯持ち県外にいる。息子の言うこともわかる。息子たちもこんな大きな家を残されても、管理できないし、近所の人も知らないし、壊すにしても何するにしても富山に何回も足運んでもらわないとできないことがたくさんある。忙しいのに。私たちがまだ動けるうちに何とかしておいてほしいと言われたと。

このまま、さわらずしておくかか壊すか、子どもたちからアパートを建てれば?とも言われたけど、この土地は大丈夫?など何をどうしたらいいのか?


よくよく話を聞いていくとこのご夫婦お互いの再婚で息子さんと娘さんは奥さんのつれ子。母の実家の話となれば、息子さんの気持ちもわかる。前段取り、下調べでいろいろな情報がある中で、何が正解かわからずさまよっているような印象でした。

これからどんな伴走ができるかな?
相続は答えが1つとは限らないし、いろんなケースがあって難しいですね。

この記事を書いた人

コラン相続コンサルタント事務所 坂本俊一