旦那の事を考えると、私が先に天国に行ったら
残した旦那の余生を楽にしてあげたい。
そんな相談からのお話
どうしてそう思ったのですか?
「私が亡くなってからの旦那の生活が心配」
何が心配なのですか?
「数百万円のお金は残してあるけど、共働きだからできる生活が一人になってやっていけるか心配」
このご夫婦は子供のいない40代のご夫婦。
奥さんが旦那さんのことを想っての相談でした。
私からはお金の借り入れありますか?
と聞いたところ「ある」と。
住宅ローン数千万円残っている・・・
名義は旦那さん、返済も旦那さん、
奥さんが亡くなっても返済は続くかも。
この返済がもしなくなったら旦那さんはどうでしょうか。
もしかすると思い出の詰まったこの家に、旦那さんは住むのが辛いと思うことありませんか
と質問したところ
「そうそれ、あるかも」
奥さんは、はっとした顔をしてました。
旦那さんの判断でいろいろな選択肢を持つことができる
今の状態だと、持つことはできない。
でも返済が終わっていれば、持つことができる。
「そこですね!」奥さんも納得。
そして手当することになったのですが、
話の途中に、後見人を将来考えたいと
突然そんな話も言われた。
「またお金かかりますよね」と。
「奥さん、この手当にもお金かかっています。トータル数百万円」
手当に対して、お金を投資して
決められた期間の安心を買ってもらっている。
分割されているからトータルの払った金額って
そんなに気にならないかもしれないけど、
結構高額な買い物です。
おそらく後見人をつける費用の方が低い。
でも後見人をつけるのって
金銭面でも、手続き的にも
結構ハードルが高く見える。
実はそんな事なくて
その人の将来の安心を得るために
その人の願いを叶えるための
1つの方法、手段として選択できる事で
経験者が少ないので、
想像できるか
できないかでの価値感の違い。
未経験の事に対して創造性を膨らませて
具体的に行う事を明確にしていく。
同じ景色を見ながら
一緒に伴走者としているのが
私たちのお仕事。
どんな仕事も、専門性を発揮して
お客様の安心を得るお手伝いをしている。
同じ事だなと思った時間でした。
伴走者として
このご夫婦の最善ことを考え
力になっていきたいと感じます。