初めの相続準備の3つのポイント

親の相続のこと、考えなくちゃいけないのは分かってるけど、どう切り出せばいいんだろう?」

そんなふうに感じている方は 多いのではないでしょうか。

親が「まだ元気だから」 「相続なんて縁起でもない」と 悲観的な態度だと、 なかなか話を進められないですよね。

でも、私たち子世代が 一歩踏み出すことで、 スムーズに相続準備を 始められることがあります。

「初めての相続準備」として、 家族で何を話し合えば良いのかを 3つのポイントにまとめました。

1. 家族全員が同じテーブルにつくこと

相続の話は、 「財産をどう分けるか」の前に、 「家族全員で向き合う」ことが大切です。

親世代が乗り気でない場合でも きっかけを作るのは 子供世代の役割かもしれません。

たとえば、 次のような切り出し方はいかがでしょうか?

「もし何かあったときに、どうしたら良いのか教えてほしい。」

「介護やお金の話を少し整理しておけば、みんな安心だよね。」

相続の話を重くしすぎず、 お酒を飲みながらでもいいかと。 「みんなが困らないための準備」 という軽いニュアンスで 始めるところからいかがでしょうか。

2. 両親が望む生活を聞いてみること

相続=遺言 「相続なんて、遺言書さえ作っておけばいいんじゃないの?」

そんな声もよく聞きますが、それだけでは不十分です。

まずは、「両親はどんな生活を望んでいるか」を知ることが大切です。

どこで暮らしたいか? 介護が必要になったらどうしたいか?

相続という言葉を使わずに話を切り出せます。 「この家、将来どうしたい?」など、 親の考えや希望を聞き出すことができれば、 その後の相続準備の方向性が見えてきます。

「じゃあ、そのために何を準備すれば良いかな?」 親から言い出してきたという話も少なくありませんよ。

3. 専門家の力を借りること

相続は、法律や税金、不動産など、専門知識が必要な場面が多くあります。

「家族だけで何とかなる」と思って進めてできるケースももちろんあります。

途中でつまずいてしまうケースも・・・。

そんな時は 専門家のサポートを受けることを考えましょう。

税理士や司法書士などの専門家と連携し、 家族の状況に合った相続対策を進める。

私たち相続コンサルタントでは、 ご家族の状況に応じて 必要な専門家をつなぐ 「窓口」としてサポートします。 また家族全体の話し合いを円滑に 進めるお手伝いができます。

「今だからこそ」始めてみませんか?

相続や介護の話は、つい後回しにされがちです。

「そのうちやろう」と思っている間に 時間が経ち、気づけばタイミングを 逃してしまうこともあります。

だからこそ、「今、元気なうちに」

「何から始めれば良いのか分からない」 という方は、ぜひ一度専門家に相談してみてください。

コラン相続コンサルタント事務所では年内に 「介護とお金と相続」に関するセミナーを開催しています。

まずは、何から話したらいいかな?と思われましたら 家族の未来を守るための第一歩を、一緒に踏み出しましょう!

オンライセミナーのご案内

「知っている人だけが得する!公的制度を活用するための介護とお金のセミナー」

60歳を過ぎると親の介護や自分の介護の話題が増えてきます。
実は介護とお金、そして相続対策は密接な関係があります。
公的介護、介護保険などを紐解きながら何の準備が必要か学んでいきましょう。 

オンラインでの開催となります。
お好きな場所でスマートフォンやパソコンから受講できます。


日 時
12月18日(水) 
20時00分〜21時00分
1月15日(水) 
20時00分〜21時00分
1月18日(土)
10時30分〜11時30分
         
ZOOMアドレス:参加申し込み登録時のメールアドレスにてお知らせします。

*全日程ともオンラインセミナーで内容は同じです。
*参加費:無料

下記からお申し込みください

この記事を書いた人

コラン相続コンサルタント事務所 坂本俊一