昨年9月ぶりのブログ更新です。皆さん、お久しぶりです。
このページまで来てくれてありがとうございます。
まずは令和6年能登半島地震の被災の方々にお見舞い申し上げます。
微力ながら、1日でも早い復興と日常生活が戻るようお祈りしています。
私の地域富山県では、呉西地域の高岡から石川県より地域に大きな被害がありました。地震の対応に追われたこの数ヶ月でした。
様々な相続事案に携わりながら、士業の仲間たちとの連携をとり、多くの学びと気づきを得ることができたこの半年間。相続といえば、財産をどのように引き継ぐか(遺言書、贈与)相続税の対策(節税、納税資金)分割の話し合い(遺産分割)名義の変更(不動産)などに焦点が向きますが昨年一年間対策のサポートをやってきて、介護の情報は大切だと強く思いました。(昨年のブログにも掲載しています)相続対策の中で親、子の両面からの視点で今後も継続的にブログでお伝えしていきたいと考えています。
相続対策は、単に金銭面や税金面だけの準備ではありません。家族の人生において起こり得る様々な問題点に対して準備を整えることが対策です。親が安心して人生を送り、そして万が一の際にも親も子も協力して、家族全員お互いに支え合う。私はそんな活動を仕事の目的としています。
私の思う相続
そのためには、目の前にお金があるから贈与とかでなく、まずは親がどのような未来を望んでいるのかをしっかりと把握することが重要です。子供達にもそれぞれのライフスタイルや価値観があります。そんなことも組み合わせて、その家族の最適な相続対策プランをご提案します。そして、財産の管理だけでなく、介護や医療の面についても考慮しながら、お互い安心して将来を迎えられるサポートが私のモットーです。
改めて、私の考えるコンサルタントの意義を言葉にしてみました。
4月で歳を1つ取りましたが、これから何十年とお付き合いするかもしれない皆さんの中で、一人でも見てくれて、共感してもらえると嬉しいです。
例えば・・・高齢者でのお金にまつわる事例
今、世間ではは少額投資非課税制度(NISA)が注目されています。2024年から非課税期間が変わり、多くのマスコミやメディアが情報発信しています。銀行窓口、郵便局でも勧誘や情報発信がとても増えたと感じています。
しかしながら、長期の運用が大切であって、数年に1度銘柄を買い換えると言うところに個人的に違和感を感じます。今調子がいいので解約をして今よりも良い銘柄にしましょう。±トントンですので損はしていません。こんな話から相談がありました。長期運用が大切と言っておきながら運用してきた3年間をゼロにして、ゼロから運用を始める。この3年間は、一体何だったんだろうと思うともったいないなぁっていうのが感じるところです。
担当者は「あんたが言うなら任せる」を履き違ってはいけない。
相手の生活の背景やそれをやる目的、特に高齢者はいつまでできるか、いつまで判断できるか、そこを考えてもらう。
そこが自分なりに解釈できれば、コツコツと運用の力を借りながら積み上げていく方法は1つの選択肢になります。
例えば介護で認知症になったとき、お金がどのぐらい必要になるのか、何年分ぐらい必要なのか、誰に話をしておくか等、
実はここが明確になっていないケースが多いです。今日常生活で必要とされる衣食住の価格がものすごい勢いで上がっている。世の中のお金がかかる事に値上がりが進んでいる。この分野も同じ、今、運用の力を借りながら、自分の未来の年金のためにお金を貯める事はやっておいたらいいなと思います。
6月からセミナーも開催します。自分の不安をもし私と一緒に考えて、少しでも解決しそうなら相談に来ていただいて良かったと思います。これからも、相続対策に関する情報や考え方を発信してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。