money or life

介護関係のお仕事をしている人から
こんなお話をありました。

「いざ自分が介護になったとき初期投資も
踏まえこれからお金が必要となる時、
自分のお金を出したがらない、
なんとか制度を使ってやりくりができないか」
と言ってくる方が本当に多いと。

皆さん口をそろえて
「子供に残したいから」
「これからの生活が不安だから」
「これだけは持っていないと不安だから」
「人様にさらけ出したくない」

この話を聞いてほんとにびっくりした。

老後の資金・・・
老後の生活を安泰に送るために
家計のやりくりをしながら
コツコツと貯めてきたお金

持っている貯金を切り崩してまで
使うのはもったいない?
と考える気持ちはわかる。

でも
何のために持っているのだろう?
なぜ貯めてきたのだろう?
と。

多分、
何の為かが腑に落ちていない
明確でない

自分の老後のためにお金を貯める、
何があったらこのお金を使う、
子供に残してあげたいお金、
に合わせて
今の自分が毎月いくらで生活をしていて
何年分のお金がある
ということのバランスが
わからないからと感じる。

適切に使ってきた結果残るお金や
使わなかった資産に対して
概算ではあるけど対策は練れる。

その上で、残される子供は
本当にそれを望んでいるのか
(親で使い切ってほしいと
願う子の話をよく聞くから)など、
受け取る側の意見を聞くことも
大切だと思う。

老後の資金
どのように使うか理想はありますか?

この記事を書いた人

コラン相続コンサルタント事務所 坂本俊一