「相続」の印象ってどうですか?

皆さん、こんにちは
富山の相続診断士  コラン相続診断士事務所 坂本俊一です。

お盆も過ぎ、日常生活にもどりますね。
今年も陽ざしの強い中でのお墓参りだったのではないでしょうか?

さて「相続」というと
一般の方にはなかなかふれることなく、事が起きてから初めてふれる印象でしょうか?


相続とは、「亡くなった人の財産を残された家族が引き継ぐこと」です。
亡くなった人(財産を引き継がせる人)のことを「被相続人」
残された家族(財産を引き継ぐ人)のことを「相続人」といいます。
(ちなみに、生きているうちに財産を誰かに渡すことを「贈与」といい、
贈与と相続は似ている部分もありますが明確な違いがあります。)

相続とは通常、被相続人の全ての財産を引き継ぎます。
財産とは積極財産と消極財産のすべてです。
分かりやすく言うと、プラスの財産(いわゆる遺産)も
マイナスの財産(いわゆる借金)も全て引き継がれるのが相続である。

ここまでですと財産をどのように引き継ぐか、財産が強調されています。
ですので財産を相続する対策をやりましょうとか
そのために遺言書を残しましょうと言われます。

もちろんとても大切ななことです。


誰かが亡くなるとその人の財産の大小に関わらず、
望むと望まざるとに関わらず、
残された家族は
「相続劇場」の登場人物・時には主人公となるのです。

いつか必ず訪れるその時のためにどう備えることができるか?
その時が訪れてしまったらどう考えて何をしなければいけないか?

主人公になってからバタバタすることないように
準備や起こるかもしれないことに備える。

専門家として、想定できることは話しておきたい。
そして力になれればと思います。

この記事を書いた人

コラン相続コンサルタント事務所 坂本俊一