へぇ〜と思う「そうぞく話」空き家編

僕の友人で、仕事を通じ、空き家を再利用して生まれ育った街の活性化につなげたいと頑張っている友人がいます。

「空き家」って、どうしてできるんだろう?

空き家について調べてみた。
1年以上住んでいない、または使われていない家を「空き家」と定義しています。

その判断基準として、
人の出入りの有無や光熱費の使用状況や
それらが使用可能な状態か等、さらに空き家のうち、そのまま放置すれば倒壊等の危険性があるもの、衛生上有害となりうるもの、景観を損なっているもの、放置することが不適切である状態のものは、「特定空き家」に該当します。

と書かれている。

住む人がいなくなった→売りたくても売れない→現状維持の状態

更地にすると、取り壊すのに数百万円のお金がかかり、さらに毎年の土地の固定資産税がかかります。建物があれば固定資産税は土地よりも安くなるそうです。

何かするにしてもお金がかかる話

普通なら今、取り急いで問題もないし、できればお金がかからない選択をしてそのまま様子を見ると言うのが一般的なご意見でしょうか。

これって正解不正解は無いのですが、

僕はその家が「何歳か」て事が1つの判断基準になると思います。家が歳をとると経年劣化っていうものがおきますので、昨今ある様々な災害などで家自身の破損や倒壊、衛生上の事や景観が損なわれる事等で隣近所に多大な迷惑がかかることも有ります。

今年は富山でも記録的な大雪が降りました。屋根の上には1m以上の積雪。こんな年は、お庭のある家は特に管理が大変です。

庭の手入れです。敷地内からはみ出した木の枝や、今回の大雪のように枝からの落雪により歩行中の人に怪我をさせてしまうケースもあります。このような時に誰が問われるかといいますとその建物の所有者の方が問われます。

もしもその所有者の人がすでに亡くなられていたらその相続人の人たちが問われます。ばあちゃん、じいちゃんがやっていた事だから知らんよー、そんなこと知ったこっちゃないと言われても相続の関係がつながっていますのでやっぱり「どうにかして」と言われる立場になります。

そんなこともあるんだ・・・

このような状況になると、心の準備のないまま対応しなくてはいけない、もしかすると大きなお金が絡んでくるかもしれない、まさかの対応が待っているかもしれません。

こうなる前にできる事は、
将来のこの不動産をどうしたらいいかという準備をすることをお勧めします。

どうすればいいかわからない方は私たち相続コンサルタントにご相談いただければと思います。

この記事を書いた人

コラン相続コンサルタント事務所 坂本俊一