子ども世代が「両親のお金について」
全部使い切って残さないで欲しいと
言われるケースが多いです。
何もあてにしていないから
自分たちのために使ってね
という子ども世代の気持ち
自分の生活で使うお金の目安が
ある研修の資料にわかりやすく掲載されていました。
「介護施設を使った場合」での詳細があったので紹介します。
例えば
「年金暮らしの夫婦の生活」
その1
在宅で介護をする夫婦
・介護にかけられるお金も限られているので、
介護保険範囲内でのサービスを利用する。
(本人希望)住み慣れた自宅で最期まで過ごしたい。
収入 夫婦の年金 180,000円
生活費 150,000円
介護保険自己負担額 25,400円
【内訳】
デイサービス 12回/月 14,000円
訪問介護 16回/月 6,500円
ショートステイ3泊4日/月 3,400円
福祉用具貸与(ベッド、車いす) 1,500円
介護サービス自費 13,840円
【内訳】
デイサービス食事代 700円X12回=8,400円
ショートステイ食事代1,360円×4日=5,440円
医療費(病院)15,000円
計204,240円 収支 -24,240円
その2
妻のみ介護付き有料老人ホーム、夫在宅
・これまで貯めた貯蓄を使い、有料老人ホームに入居する。
(本人希望)できるだけ夫に負担をかけたくない。
収入 夫婦の年金 180,000円
夫:生活費 120,000円
妻:有料老人木ーム月額利用料 135,000円
【內訳】
家賃35,000円、食事60,000円、
水道光熱費15,000円、管理費25,000円
雑費(おむつ、消耗品、散髮等)30,000円
介護保険自己負担額 約30,000円
【内訳】
デイサービス利用料(入浴サービス付)
医療費 (病院)15,000円
計330,000万円
収支ー150,000円
*月額利用料の他、入居金も発生
医療費も2割負担とはいえ
今の医療は、
在宅時々病院=通いながら治療、必要に応じて入院
病院で長期入院の時代は終わり
介護の時代へ
生活にかかるお金+α
身体に不都合が出ると
そこもお金がかかる話。
お金は働き盛りの時から
計画的に殖やす必要性があると
一般的にいうのはこれがあるから。
どこで過ごすと穏やかな生活が
過ごせるかということは大切だけど
その一方どのくらい確保しておくかも大切ですね。
まずは健康的に過ごすことかな