お互いの肩に荷がおりました。

半年間の相続コンサルタント
「遺言書、その他公正証書契約対策」が
先週完了して、依頼人さんに報告できました。

「今回コンサルをやられてみてどうでしたか?」
率直なご意見を!ということで
お答えいただいた事を少しご紹介します。

『もしやらなかったら?今回依頼されなかったら?』
おそらく兄弟、親子でなあなあでやらなかったと思う。
話し合いができたこと、
父母ともに話がきちっとできたこと。
という機会ができたことが良かった点

『特に印象が残っている事は?』
財産は大した事は無いけれども
きちんとお互い話し合いができて
明確化、書類で可視化できた事が良かった。

当初は聞いていた話や考えていた事はあったが
(兄弟で話して誰に相続する大まかな事は、おそらくそうであろうと踏んでいた)
しかしながら、家族で話し合いをした事で
長男である依頼人が全てを管理すると
いうカッコになり、
後は両親は何もしなくてよくて、
兄弟でうまくできればいいかなと
思えるくらい話が進めれた事には驚きだったそうです。

「もし今後問題が起きたら、対応できそうですか?』
今回、家族会議ができたので
この先5年10年後、世の中もそうだけど
自分たちの環境が変わった時、
いちど話し合いをしているので
再度話し合いもしやすいだろう。
その時はもちろん助けてくださいね。

両親は初めから協力的な印象でしたが?』
本当は父は相続に対して否定してきました。
でも話し合いで、本当はとっても
頼られているんだということも感じた。
だからやっておいて良かったのだと思います。
また姉たちも現金というより不動産の相続が
心配であったからその問題は取り除けたかなと。

今回は相続人との契約でした。
相続を受ける側で何かしておきたい気持ちからのスタート。

そこは姉たちも考えていたことはあった。
でも父に直接言っても、
なんかぐちゃぐちゃっとなる感じで、
何も進まないから、
みんながモヤモヤとしていたところで
今回コンサルをやって明確になった対策と
その結果です。

依頼人さんは言っていました。
何らかの事情があって複雑な家庭は、
不安であるだからこそ、やる価値はあると思うと。

とても力になる言葉をいただきました。

次回はこの事例の中でもありました
「相続に対して否定してきた父」
頑固ものの父が聞く耳を持ってくれた心境の変化は?
この依頼人さん順次よくやってきた賜物なのですが
皆さんにもご参考になるかと思いますので
次回お話しさせていただきたいと思います。

では、次回!

この記事を書いた人

コラン相続コンサルタント事務所 坂本俊一