富山の相続コンサルタント
坂本俊一です。
コロナ禍も少しずつ落ち着いてきました。
久しぶりにじいちゃんやばあちゃんに会いに行けそうですと
いうご家族もいらっしゃるんではないでしょうか
じいちゃんが入院中で、容体が急変しても一人では
すぐには駆けつけれないばあちゃんは
とても不安だったかと思います。
県外の娘さんがこられて「ほっ」と
したのではないでしょうか。
ばあちゃんから、じいちゃんの相続しとかなくちゃ
アンタラに迷惑かけてしまう。
その一言から相続の準備が始まったそうです。
今回は士業の先生からの話ですが、
登場人物が多くなればなるほど複雑になるもの。
例えばその他登場人物が会社であったり、
養子であったり、前妻の子であったり、
100人いれば100通りという言葉がほんとにはまります。
特に先代から引き継いだ会社などになると、
持ち株の継承や、不動産の所有者等、
未だ先代のままのケースはよく聞きます。
緊急性がないのでついつい
そのままにして今日まで来た感じですね。
先生からのご依頼でその方の遺言書証人にとして
お邪魔ささてもらいました。
手続きが終わり、最後におばあちゃんが
「これで安心して寝れます」と笑っておられました。
本当の心の思いが言葉として出てきたんでしょうね。
そのぐらい不安な毎日だったのかと思います。
こんなことができると知っていれば、
もっと早くやっておいたと
心のささやきが聞こえそうです。
私たち相続コンサルタントは
難しい言葉や専門用語でなく、
わかりやすく相続を伝えていかなくてはならないなと
感じた1日でした。