へぇ〜と思った「そうぞく話」で本当にあった・・・

先日ブログで「へぇ〜と思うそうぞく話(空き家編)」をお話ししましたが、古い建物で起きた、ある出来事が新聞に載っておりました。

古い建物の壁が崩れ落ち、さらに崩れる危険性が伴うため一般道を通行禁止にしていると言う記事でした。

その建物は相続放棄をした建物との事。

ここからは想像なのですが、

相続発生当時、大きな負債があり、その負債を相続するのが困るから放棄をしたというケースがあります。

相続放棄をすれば、債務と一緒に引継ぎできる財産を放棄するわけですから、その後なにが起ころうと知ったこっちゃない。
と普通思いますね(そうでないですよーと前回お話ししました。)

確かに財産放棄すれば相続財産管理人が選任をされ、その人が売ってお金にする(雑に言うとこんな感じ)

ところが今回のようにその不動産が起因する事故(壁が崩れた事が原因でもし怪我人がいたら)生じたとき責任の所在は相続人になるのです。

へぇ〜でなくて

えぇっ(汗)て感じですね・・・

その建物は相続放棄をなされ〇〇が管理?している状態。今回のケースは怪我をされた方やものが壊れるといった事態はなかったからよかったのですがもし人命に関わる怪我などしてしまったとき、どうなるんでしょう?

誰に損害賠償請求したら良いのでしょうか。もし被害が被った当事者だったら仕方なかったねで済まされないと思います。

放棄したから安心だと思っていたら、突然多額の請求書が届くこともあり得ます。生前に何か対策をしておけばこんなにお金がかかることがなかったかもしれません。もっと良い方法があったのかもしれません。その危険性に備える方法もあるわけです。

ブログを描いてからタイムリーな記事が飛び込んできたので、改めて書きました。

皆さんの家や両親の家はいかがですか?

ちなみに今回のケースに備える方法はあります。

気になる方は是非、私たち相続コンサルタントのお問い合わせください。

この記事を書いた人

コラン相続コンサルタント事務所 坂本俊一