家と施設と病院 どこがいい?

突然ですが、皆さんに質問です。
①何歳まで生きますか?
②最後はどこで息を引き取りたいですか?
③それは一人ですか?家族に見送られたいですか?
一度は聞かれたことあるフレーズですね。

今日のお話は
友人のケアマネージャーさんの講演会を
聞いて感じたことを書きとめました。

もしも今現在の自分が、
怪我したり、病気にかかったり、認知になったりして

「トイレまで行けなくなった時どうしますか?」

トイレがいけなくなったらオムツをはきますか?
ヘルパーさん、看護師さんにお願いしてトイレまで連れて行ってもらえますか?
それとも家族にトイレまで連れて行ってもらえますか?

私は、トイレの話・・・考えたことなかった

家族に頼めないから病院や施設にお願いするかな?
同性兄なら頼めるかな?
奥さんかな?
親かな?自分の子かな?
ここまで突き詰めていくと
頼みにくいトイレの話です。

私の場合は
親や兄弟にはお願いしにくい話で
奥さんもやるのに限界があるだろと
思うので自分がそうなった時は
施設を選ぶかなと思いました。

しかしながら施設は費用がかかるもので
老後の為にコツコツ貯める貯蓄が
ここでも活躍するだろうと
2000万問題どころでない我が家ですが(汗)

その時私のお客さんの話がポッと出てきた。

これまでやってこれなかった事が
友人を見て変わったという話を。

「病気から始まり、行きたいところも選べない余生」になった友人

「自分はできるだけ家で過ごしたい」
「誰にも迷惑かけたくない」
そんな気持ちから「運動を始めよう」
とジムに通い始めたお客さん。
「やろう」という行動のきっかけでした。

この方の「自助努力」
素晴らしいなと感じました。

そのお客さんに私から
「これだけやっていても、
もし体に自由きかなくなったら誰を頼りますか?」と
聞いたことあります。

その返答は笑いながら
「その時は施設でも病院でも入れてくれればいいよ」

そうですか・・・
で誰にその手配頼みますか?
「・・・・・」「・・・」

すぐには〇〇さんと出ませんでした。「〇〇かなと」

多くの人はここの名前は出ないものです。
でも一本の電話から、
頼まれた人は
その人の生きる場所を
決めなくてはいけない状況に。
簡単に答えが出ないものです。

今日はトイレの話でしたが、
こうなった時
誰にこれを任せれるのか、
安心して託せるのかを話合いがあれば
頼む側、頼まれる側も
少しは楽かもしれませんね。

この記事を書いた人

コラン相続コンサルタント事務所 坂本俊一