富山の相続コンサルタント坂本俊一です。
「○○があるとか、ないとかで判断できない」お話
先週、お会いしたお客さまから、
「遺言書がなくて相続進めるの大変やったわ」という話があった。
子どものいないお客さま、
旦那さんが亡くなられ、
今回の相続人は奥さんと旦那さんの兄と姉との3人。
(両親はお亡くなりになられてます)
もめる事は無いとは思っていたけど、
ご主人が両親から
引き継いだ不動産(元々両親と同居していた)や、
少ない金銭の分け方で
少し義理兄弟間がぎくしゃくしたそうです。
そのお金を出すためには銀行に必要な書類を作成するためにも
今回はしぶしぶハンコを押して、自分が引き下がったんだと
言っておられました。
ここでやっぱり出てきた話はご主人の兄弟から
「〇〇家のことはあなたには関係ないし、
ここからお金もかかるから悪いけど・・・」からはじまり
まあ、ご主人の家系の関係、理由があって仕方がないかと思い、
言われるがままだったとか。
別に見返りを求めていることでは無いけど、
でもね義理の両親との生活やご主人の看護などを
当たり前だけどやってきて、
もう少しなんかあってもいいんじゃないの?と言われてました。
相手のいう事もわかるし、私もそれなりにやってきたし
気持ちのよりどころというか、ここで、もしね
「争う事は無いけど、争わないために書き留めておいてくれたら」
兄弟がぎくしゃくする事はなかったんだろうねと
しみじみお話を聞いていました。
遺言書が必要な人は一定数の方がいらっしゃるかと思います。
相続人がこんな方、あんな方、近くにいる方、遠方にいる方、
財産がないから大丈夫とかで必要ないと考えていらっしゃる方も
多いのではないかなと思います。
残し方の人それぞれ、私はどれがあっているかな?と思いましたら
お気軽にご相談ください。
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